最後まで諦めずに挑戦することの大切さ。
私は高2の春に東進に入塾しました。初めは分からないことも多かったのですが担任の先生や担任助手の先生方のたくさんの助けもあり、徐々に東進に馴染むことができました。
さらに、高3のころには他の高校の仲間ができ、互いに励ましあって切磋琢磨することで辛い受験期も乗り越えることができました。
東進でできたこの繋がりは一生の宝になったと思います。
東進には信頼できる先生方や仲間そして静かな自習室。環境は完璧でした。
しかし、もともと苦手だった私の英語の成績は一向に上がりませんでした。
東進の先生方にも多くのアドバイスをもらいましたが、結局思うような成績にはならないままでいました。
そして一抹の不安を抱えながら迎えた受験期。
私は私立専願だったので、最初の試験日が1月25日でした。そこから怒涛の試験ラッシュ、約1か月も続いた前期日程を終えて結果は8戦0勝8敗、要するに全敗でした。
もちろんその中には第一志望の大学もありましたし、滑り止めの学校だと思っていた大学も含まれており、自分の自信は過信だったのだということを痛感しました。
私がこの春から通う近畿大学も前期日程では不合格でした。
この結果を受けて、自分の英語力では大学受験に到底太刀打ちできないと悟り浪人を覚悟しました。それから、急激にやる気を失い勉強も手につかない状態でいました。
そんな時に母親から近畿大学の後期日程の試験がまだ残っているから、受けてみてはというアドバイスをもらいましたが、全く受ける気にはなれませんでした。
なぜなら、もともと私は東京の大学が第一志望だった上に、近畿大学には前期日程で一度不合格になっていたのでもう一度挑戦することが怖くなっていました。ですが、そんな時に勇気をくれたのが東進の先生や友達でした。私は多くの人に背中を押してもらい、もう一度近畿大学を受験することを決意しました。そして受験をし、結果は不合格。
この受験がラストチャンスだったので、さすがに諦めて浪人の準備をしていました。予備校も見つけて、予備校の春季講習が一週間過ぎた頃でした。
突然、私の携帯に一本の電話がきました。その内容は、近畿大学後期試験追加合格。一瞬何が起こったのかわかりませんでしたが、大学受験において初めて自分が認められた気がして本当に嬉しかったことを覚えています。
私が大学受験を経験して感じたことは、諦めず挑戦し続ければ報われることがあるかもしれないということです。諦めそうになってもチャンスがあるなら、もう一回踏みとどまって挑戦してみてください。自分の想像よりいい結果が生まれるかもしれません。
2年間東進で勉強したことは人生の財産になりました。支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。