早稲田大学 教育学部 社会科公共市民学専修 合格
岡田 和貴くん

僕は今年、早稲田大学教育学部社会科公共市民学専修に合格することが出来ました。

唐突ですが、まずは早稲田大学を志望した理由を話したいと思います。

僕は公立中学校の出身であるため一定の校区が設けられており、同級生も小学生の時とほとんど同じで顔なじみばかりでした。
しかし高校では自分がこれまで会ったこともないような人に大勢出会い、とても刺激的な毎日でした。

この経験から僕は世間でよく言われる多様性が大切だという事だけでなく、面白いという事に気づかされました。それ以降、多様性という言葉が自分の中で大学進学における指針となったことは言うまでもありません。
全国の高校生が集まり、また留学生受け入れ数も一番多い早稲田大学に行きたいと考えるようになりました。

実際、大学のミーティングや授業でも関東出身の方は確かに多いですが、地方出身者も大勢いて、一人一人が自分の意見をしっかり持っているため、どの人と話をしてもとても楽しいです。
改めて東進への感謝が芽生えるとともに、高校時代に経験した多様性は井の中の蛙であったことを実感しました。

さて僕は私立文系であるため、英語・日本史・国語に時間を割きました。
英語は今井先生の信者であるため、C組からA組まですべて受講し、音読30回を徹底しました。また、文法はネクステを繰り返し、長文は河合出版のやっておきたい英語長文などを利用し、なるべく毎日長文を読むことを心掛けました。
長文を読む際に僕が実践していた事は、1つのパラグラフを読み終わった後要約することです。要約といっても、この段落では筆者はこれが言いたいのだと軽くまとめるだけです。この作業をすることによって文の流れがわかりやすくなり、単語の類推も比較的簡単になると思います。

最後に単語ですが、パス単準一級を使っていました。この一冊だけで、早稲田の長文に歯が立たないということはなくなったように思います。どの単語帳でも、ひとつを極めることが大切だと思います。

続いては日本史ですが、僕は金谷先生のスタンダード日本史を受講していました。金谷先生もおっしゃっていたのですが、大切な事は理解して頭に入れることです。
そもそも、高校の日本史は早慶クラスになると学習量が中学日本史の50倍以上?あるため、丸暗記は不可能です。
因果関係を捉えることで暗記量が大幅に減少するとともに、実際ここを試験で問われることが多いと身をもって感じました。

国語は現代文と古典に分けてお伝えしようと思います。まず現代文ですが、僕は林先生の私文ハイレベルトレーニング、それから出口先生の早大対策を受講しました。
二人の先生方の授業を通して、現代文の考え方が身についたと思います。現代文に関しては、勉強の仕方が難しいと思いますが、予習が大切だと僕は思います。予習で文章と向き合い、自分の解き方を確立した上で、授業で先生方にそれを壊される経験が必要な教科だと感じました。

後輩の皆さんにお伝えしたいことは、自分なりの勉強法を見つけることが大切だという事です。そして発見したらそれを愚直に繰り返す事が重要だと思います。

最後になりますが、東進衛星予備校高松菊池寛通り校のスタッフの皆さん、3年間ありがとうございました。早稲田大学で成長出来るように頑張ります。

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