僕は親や先生等の周りの人々の献身的なサポートのおかげで神戸大学工学部情報知能工学科に無事現役合格を果たすことが出来ました。厳しい受験戦争を乗り越えて現役合格することが出来て本当に嬉しく思います。これから第一志望校への合格を目指す受験生の皆さんにも僕と同じように成功して欲しいので、僕がどのように受験に取り組んだのかお伝えしようと思います。
僕は中学一年の時から東進に通い始めました。が、高校生になった時に先取りしていたのは数ⅠAの分野のみで先取りと言っても軽く触れた程度のものでした。なので、高校入学時の学力は一般的な高校生と大差なかったと思います。
高校一年の時は英数に注力的に取り組みました。英語は今井先生のE組とD組をこなし、数学は数Ⅲまで触り終わりⅠAⅡBは少し難易度を上げた演習にも取り掛かりました。また、共通テスト本番レベル模試をこの時から受け始めました。受け始めるのが早いと感じる人もいるかもしれませんが、僕は早くから始めていたことが試験に対する慣れや解き方のテクニックの習得につながったと思っています。
高校二年の時も変わらず英数の学びを進めていきましたが、それに加えて物化や現古の学習もスタートさせました。しかし、難しさや暗記のサボりのせいであまり身に着けることが出来ませんでした。特に物化はこの時に終わらせておくべきだったと深く後悔することになりました。三年開始時には終わっている状態になるのが望ましいと思います。
高校三年前半はとにかく物化に追われていました。そのせいで共通テスト過去問の十年分演習や二次試験過去問に遅れが出てスケジュールが狂うことになりました。夏休み終了時点では、共通テスト本番レベル模試で一度も700点を超えられなかったり二次試験が出来なさすぎたりでそこそこ焦りを感じていました。
高校三年後半はとにかく演習の繰り返しです。共通テストも記述もとにかく反復しまくりました。しかし、なかなか結果が出ず最終共通テスト本番模試でも650点周辺だったので、私立も安全圏から夢見枠まで幅広く三校出しました。と、こんなボロボロの状態で共通テスト本番を迎えましたが、「きっとなんとかなる」というポジティブシンキングで突撃した結果、過去最高得点の746点をたたき出しました。
その結果、大阪大も狙える状態になり学校の担任の先生からも強く勧められましたが、その時改めて両校の二次試験を解き比べて、より受かる可能性が高いと感じた神戸大を受けることにしました。その後は私立の共通テスト利用と一般の合格で完全に波に乗りきって二次試験もうまくいきました。
以上が僕の受験の流れです。きっと僕みたいに大学知名度ではなく学部で選ぼうとしている人にしか参考にならないと思いますが、それでも共通テストの早くからの練習や受ける大学の冷静な見極めは全ての受験生に真似して欲しいです。
最後に、学びのゴールは大学合格ではなくその先にあるということは忘れないようにして欲しいですし、僕もそのようにしていこうと思います。