大阪大学 法学部 国際公共政策学科 合格
苧坂 航汰くん
高松高校 卒業

私はこの春、無事に第一志望校に合格することができました。その合格への過程の中で私が大切だと思った3つのことについてお話します。

1つ目は計画をたてることです。例えば、「○○大学合格」という目標に対して、一次と二次でそれぞれ何点必要なのか、その点を取るためには各教科何点取らなければならないのか、各教科どのように勉強するのかというように大きな目標を少しずつ分割し、細かく計画することを意識してほしいと思います。
受験に使える時間は限られており、無駄な寄り道をしている時間はありません。しっかりと計画をたて、最短ルートで合格を目指すべきです。
私が計画をたてる際は、東進が推奨している通りに講座や演習を進めるようにしました。そのおかげで二次試験の対策のための演習を十分に行うことができました。
また、私自身がしてよかったと思うのは、日々の勉強の中で1週間ごとや1日ごとにも計画をたてることです。勉強を始める前にその週や日の計画をたてることで、勉強をタスク化し、何を勉強するかを迷うことなく、効率よく勉強することができました。

2つ目は継続することです。これが一番大切なことかもしれません。私はヨット部に所属しており、春から秋は平日は2~3時間、休みの日は8時間以上と部活動で忙しく、逆に冬は土日以外は休みという特殊な部活動でした。そんな時間のない夏でも必要最低限の勉強を毎日心掛け、塾に登校するようにしていました。それは単純に勉強に遅れないためです。
凡人である私が成績を上げていくには、コツコツと勉強時間を積み重ねていく他にありませんでした。もちろん、勉強を続けたからといって、すぐに成績が上がるわけではありません。どちらかというと成績が上がらない期間の方が長いです。しかし、勉強を続けることで少しずつ学力はついてきますし、部活を引退した後、特別に勉強へのしんどさを感じることもありませんでした。最終的には合格を掴むことができ、「継続は力なり」を実感しました。

3つ目はアウトプットすることです。私自身、1,2年時は成績があまり上がりませんでした。しかし、緊急事態宣言がでて、大幅に演習時間を取れるようになると、成績がぐんと伸びました。この時、自分には演習が足りてなかったのだと実感しました。
確かにインプットも大切ですが、それを使いこなせるようにアウトプットを繰り返すことも必要です。成績が伸び悩んでいる人は思い切って演習に集中してみるのもありかもしれません。(ちゃんとインプットができていないと意味がないことは忘れないでください。)

最後に、ここまでの内容は驚くほど普通のことだったと思います。つまり、私自身、何か特別なことをしたわけではないということです。しかし、この普通のことを疎かにしなかった者が合格を掴み取ることができるはずです。受験に特別な必勝法はありません。

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