皆さん、こんにちは!高松菊池寛通り校で担任助手をしている中田です!
12月も半ばに差し掛かり、共通テストまであと27日となりました。もうここからの点数upは見込めない?
そんなことはありません!
第一回目である今回は、現役時代に現代文を武器にしていた私が、どうやって解いていたかをご紹介します!ただし、この解き方は上手く解けるようになるまで練習が必要です!この記事を読んだあとは、過去問などで精度を高めていきましょう!
どう見れば安定して解ける?
現代文について、評論は筆者の意図を読み取るもの、小説は登場人物の感情を読み取るものと思っている方々は多いと思います。私もそうでした。確かに文章から意図や感情を読み取ることは可能です。しかし、それだと出題者と解釈のブレが生じてしまう。そうなると大事故です。全ての問題が噛み合わなくなる。合う問題が一気に消えます。じゃあどうすれば安定させられるのか。
まず評論から。私がやっていた解き方は、「文章の最初を注意して読む」です。日本語の文章は、最初の数文字を読めばその文章の構造が大体分かります。例えば、この例えばで始まる文章はそれまでに出ていた話題の例示ですし、しかしで始まる文章はそれまでの話題の反論です。こうやって見ると、どういう話題がどういった流れで書かれているのか分かります。あとは問題で何が聞かれているのかを読み取り、合う場所から情報を抜き出すだけです。
次に小説。小説は「情報のみを読む」です。小説では、基本的に登場人物が感情を表す行動を取るため、そもそも感情を予想する必要が無いんです。誰がどんなことをした、状況はこうだった、などの情報だけを集め、矛盾が無い選択肢を選ぶ。文章中で書かれていないことが正解の選択肢に書かれているなんてことはありえません。それでも二択から絞れないときのみ、感情を使ってください。
最後に
現代文を解くときは、情報の多さに焦ってしまってうまく解けなくなるかもしれません。そういうときは一度落ち着いて、本当に必要なものが何かを考え直してみましょう。とにかく冷静に。感情に頼る必要はありません。
今現代文の点数が上がらない、安定しない人は是非試してみてください!